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多様な変身ヒロイン・正義ヒロインの敗北に焦点を当てており、どうあがいても絶頂無様を晒す。そのため、石化やスカトロなど一部濃厚なシチュも採用されているものの、基本的には凌辱調教の傾向である。

さて本作では趣向を凝らしてWヒロイン凌辱や完全敗北エピソードを用意しており、同じ無様敗北シチュでも差別化をちゃんとしている。特にWヒロインシチュでは、ヒロイン同士お互いがライバルの間柄である点の言及、またはそのヒロインの発情特性を盛り込んでいるなど、キャラ説明やそのシーン状況ならではの描写、起こりうる理由づけがしっかりとしており、ショートストーリーながらも読者に受け入れやすく作られている。

完全敗北シチュも、絶対に逆転できない要素の積み重ね、挫けてゆくヒロインたちの心をテキスト・スチル両方で「負け」を煽り立ててゆく。汗だくでムンムンとした色狂いの熱気もヒロインの駄目さ加減を上手く表しており、ヒロピン・正義ヒロイン凌辱が好きな方にはうってつけの作品である。