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「女スパイVS…II」 的鑒賞
2019年04月06日 色月 先生/女士
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エロは女スパイが羞恥と快楽に悶えるシチュが主となっている。要素として、「潜入中」「ぴっちりスーツ」「エリートスパイヒロイン」が主題となっており、これらをうまく活かしたリアのエロが展開される。 「潜入中」ゆえに、リアは恥ずかしさ以前に任務失敗を避けるために快楽の声を上げてはならない。 「ぴっちりスーツ」ゆえに、浮き上がる身体の一部、ツヤテカの妖しさが描画されており、この特殊スーツ以外ではできないシチュ発想もありと、贅沢な仕上がりとなっている。 「エリートスパイヒロイン」ゆえに、どれだけおぞましい快楽・行為・仕打ちでも耐え続ける説得力がある。そんな「強きヒロイン」が弄ばれてるため、雌はやっぱりエッチなことには勝てない、そのエロスぶりに拍車がかかっている。 ただ個人的な要望を述べるならば、スチル上では腋責めや脇腹責めのような局所的責めが度々あったが、テキスト上では描写がやや少なかった印象がある。こういうスポットを集中的に責めた際のテキスト描写の増量をご検討願いたい。 ヒロインピンチとしても優秀で、ピンチに陥ってから切り札で逆転脱出と、緩急が繰り返し起こるため、読者はいい意味で振り回される。 また、オチにつながる伏線(作中における不自然な点)の見せ方もうまく、物語としてもヒロインピンチもの以外にも挑戦してきたサークル様の本領が発揮されていて、クリエイターとしての技量の成長性も評価でき、面白い作品である。
(* 為必填項目)