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「魔剣ルシェフリード」 的鑒賞
2019年06月21日 色月 先生/女士
このレビューは参考になった x 11人
評論選擇的類別:
エロはほぼ戦闘立絵、シチュはくすぐりのみといったフェチズムあふれる作品だ。そのくすぐり発想もさることながら、ヒロインピンチものとしても考え抜かれたシチュの数々に、プレイヤーはただひたすらエロ驚くことだろう。 戦闘中エロが中心ということで、敵から受けた攻撃によってエリシアの立絵はコロコロ変わる。その種類はほとんど1敵キャラ1つの勢いであり、基本立絵の種類自体多く、触手拘束、両腕両足開き、逆さ吊りなど、格好やポーズが全く違うものが次々と披露される。個人的にうれしいことに、女敵キャラも多く、中にはエリシアと女キャラの肉体同士が絡み合ったくすぐりもあって、そのパターンの豊富さは素晴らしい。 ヒロインピンチの側面も高く評価できる。全く動けない状態で好き放題にされてしまう屈辱と恥辱、何より負けが確定した際のエリシアのだらしない笑いと謝罪は最高に捗る。地の文による補足は、一生くすぐり奴隷であることを予感させる。この絶望感は陵辱ものに匹敵するほどの凄まじさがあり、復讐のために生きたクール美少女を思うと滾る。 ゲーム部分も作り込まれており、オーソドックスなRPG+QTEの見事な融合作である。本作ではエリシアのHPが0になっても敗北では無く、致命的なエロ攻撃時のQTE失敗でゲームオーバーとなる。そのため、QTEが得意な人は低レベルクリアができるが、逆に高レベルでもちょっとのミスで逆転負けするシステムとなっている。これがゲーム的緊張感と、強いエリシアがくすぐりにあっさりヤられちゃうエロ弱さの2要素を提供し、エロゲーらしい楽しみを存分に味わうことを可能としている。 ストーリーはシンプルな復讐譚であるものの、要所でのエリシアと魔剣の掛け合い、サブキャラとの交流が描かれており、印象は残る。
(* 為必填項目)