舉報鑒賞

エロは捕らえたサキュバスを性奴隷にする調教ものである。サキュバスは拘束+魅了魔法で感じやすくされるので、堕ちるまでそれに抵抗する姿と、堕ちた後の淫乱奴隷ぶりがメインとなっている。

調教方法としては、連続絶頂で無理矢理イカセ続ける、逆に長期間絶頂寸止めでじらすなど、剛柔を使い分けている。サキュバスは、男衆を馬鹿にし、「負けるもんか･･･」と耐えようとし、ペット宣言しろと言われても「絶対にアンタ達の思い通りにはならないから･･･」と睨み返す。しかし、目を見開き、涙とよだれでベトベトになりながら喘がせられるので、屈辱エロとしても非常に美味しい。性に絶対の自信があり、男は餌としか見ていない悪魔らしい性格なので、大変に分からせたくなる。その上で性で敗北するのだから、カタルシスは大きい。敗北の瞬間と、堕ちた後の絶頂で歯止めがきかなくなっている姿は、乱交プレイというのも相まって肉の激しいぶつかり合いが否応なく興奮させる。

なお、表紙・あらすじからはダーク系の作品をイメージしそうだが、意外とドタバタコメディ寄りの雰囲気で描かれている。サンプルにもあるが、突然湧き出てくるハゲマッチョたち、割とギャグ顔をするヒロインと、タグに凌辱・レイプがないことからも分かるように、暗い気持ちにならずに済む描き方だ。とはいえ、上記のように、エロは堕とされるまでの攻防、堕ちた後の陥落ぶりは本物で、エロとギャグのメリハリのある楽しい作品である。