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「【ヤンデレ】彩色庭園モノガタリ【バイノーラル】」 へのレビュー

オススメ! 病み表現のすごさ

2018年10月10日   ちゃむ さん

このレビューは参考になった x 3人

プロローグで柚木朱莉さんのトーンを下げた声から始まり、トラック2からは『リーリエ』の影のある声が聞けます。
静かで落ち着いている優しい声。だけどどこか影があり危ない雰囲気さえ感じさせる声。そんな柚木朱莉さんの素晴らしい演技が続きます。

不思議な雰囲気が続きます。リーリエの驚き方、戸惑う感情が混ざっていて、でも少しづつ喜びの感情を見せて僅かですが明るい声になっていきます。
その優しい声で癒やされながら、リーリエにもてなされます。しかし…

そして再び影のある声。危うい感情。
ヤンデレのタイトルに偽りなし。 リーリエの独占欲がでてきます。妖しく囁きながらの耳なめはいつもの柚木朱莉さんとは違い『闇』と『病み』を感じ、そしてその妖しい声に引き込まれ飲まれていきました。

ゆっくりと『好き』と囁いてきて吐息が流れてくる。セリフが闇よりの妖艶な声で静かに耳を責めてきてとても気もち良い。
ひたすら耳の近くで囁き続けるところはリーリエの独占欲と重い愛情表現を表している気がします。

また少しづつ耳を責めることに夢中になりHになっていく様は、愛に飢えていたリーリエが愛を貪り食うようですごかったです。

今作では柚木朱莉さんのいつもと違う感情表現の変化と息遣い、病みと闇の表現が聞けました。また手コキのクチュクチュ音もその性格に合わせてゆっくり表現されていてこだわりを感じ、耳なめ音も吐息と合わせて聞いていて、とてもゾクゾクしました。

柚木朱莉さん新たな可能性と表現方法を見せつけた凄い作品! 続編も期待です!

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