舉報鑒賞

うたかたの宿シリーズ新作ということで、発売後すぐに購入しました。
様々な仲居さんの登場するシリーズですが、今作はメインヒロイン(?)の菖蒲さんの登場する作品となります。


数えてみると、菖蒲さんの登場する作品は今作で9作目となり、これまで徐々に彼女の積極性が増してくるのも、シリーズの大きな魅力となっていたのですが、今作もまた、同様のことが言えます。
今作は別邸へ招かれてのお話ということで、より特別な扱いを受けている感覚が得られます。
また、彼女の会話に関しても、積極的で、また、聞き手との距離感が縮まっていることもあるため、より挑発的な発言も見受けられて聞いていてドキリとさせられます。


キャストはお馴染みの歩サラさん。
ウタカタさんは商業作品に出演されている声優さんを起用されていますが、歩さんについても同様に、多くの商業作品に出演されている方です。
バイノーラル録音による臨場感という点においては、同人声優さんのが優れている場合が多いように感じるのですが、歩さん、ウタカタさん共に、これまでに経験を重ねていらっしゃるだけあって、囁き時の耳を撫でられる感覚などは、同人音声の世界全体を見回しても上位に位置すると思います。


これまでのサークルさんの作品と同様に効果音のレベルも高く、独特の世界観も魅力的で、おすすめできる作品です。