舉報鑒賞

全世界に凌辱中継されるというシチュエーション。それ自体は結構あるものの、その場合堕落エンドになるか、記憶消去されるか、ヒロインが身を隠すかという展開が多いと思います。また、その事後にヒロインが置かれる悲惨さはあまり描かれることがありません。

しかし、このサークルの作品はそれがメインです。しかも、ヒロインが逃げずに最後には自分の目標を成し遂げます。

それが性癖にドストライク。

人外ヒロインの多いこのサークルの中で、この作品は主人公が純人間なので、純人間設定じゃないと興奮できないという私のような「ヒト専」にもおすすめです。

個人的マイナスポイントは、主人公の勝利に一発逆転感があることと、主人公が強い戦うヒロイン感はないこと。(あくまで雰囲気の話で、実際には強いです)。ただ、これは作者の趣味なので。