舉報鑒賞

あまりサクサク進みません。序盤はかなり厳しい状況に割と簡単に陥ったりします。終盤になると色々合成できるようになって「俺TUEEEEEE!」が出来るようになってますが、そこまでは各ダンジョンをクリアするまで割とフウフウいってます。

何のことはない、回復のクリスタルまで行った時点で貯まったPを使って武器をしっかりと買い、その上でレベル上げすればすべての敵は割とあっさりと倒されるようになるのですが、基本的に敵を残しておく程に窮地に立たされる仕様なので、とにかく雑魚敵を倒すことに全力を傾けるようになってます。

「こんなのムリ!」と思うことも何度もあったのですが、そこで一回「武器は最強?」とか攻略のヒントをくれる仕組みだったらさらに良かったです。

こうやって書いていくと結構骨のあるRPGになっていたンですね。クリアするまで必死でした。ラストの城に入る前の敵でそれまで騙し騙しやっていたのがボコボコにされて、レベラゲしているうちに最強武器を作ることを目指し、「やべー!模擬刀売っちまった!」とか覆水盆に返らずとはまさにこのことですが、最強の杖を作ったところからゲーム難易度が突然簡単に成り、アイギス系鎧とか源氏系鎧をコンプしたり、そんなこんなでラスボスに挑んだらあまりの弱さに拍子抜け。

うん、つまりだ。そうした要素をすべて気がつかない前提でゲームが作られてたんだね!なら周回はちゃんと設定しようよ!

しかしそれを補ってあまりある怒濤のエロヴォイス付きシーンの数々がこの作品に最高の評価を与えるのに充分な価値を与えています。

オールコンプで8-10時間くらい?同人RPGとしては最長のものの中の一つでしょう。その割にあまり時間がかかった、と言う感じがしなかったと言う事は、このゲームは非常に良かったと言う事だと思います。

一粒で二度おいしい、そんな作品です。