Rapportera granskning

ブラックマの嫁、待望の二作目。
まず、感想を一言で記すならば、「エロイ」という言葉に尽きるだろう。
昨今、18禁業界ではNTRものが流行している。
音声作品界にもその流れは来つつあるのだが、この作品は、他の作品と一線を画するといってもよいほどリアリティがあるのだ。
それが、レビュータイトルにある「快感と葛藤とのジレンマ」である。

夫との情事(未遂)を聴かれてしまったために上司の性欲のはけ口とされてしまう妻。
夫のミスを帳消しにするために、身を捧げる妻。
いずれも一物の大きさにドギマギしつつ、また、快感に悶えながらも、決して心までは捧げていません。
この作品には、洗脳や悪堕ちといったニッチな要素は含まれていません。
そこにあるのは、ただただリアルな、背徳的な情事にしか生じない感情です。
その証左が、「ディスクB:トラック4」にあります。
あの、目の前にいる夫への背徳と罪悪感に苛まれる健気な妻を演じ切る伊ヶ崎綾香さんには、万雷の拍手を送りたいです。

長文になりましたが、とにかくおすすめです。
実用性抜群に、コスパも最高。
「これを買わずしてなにを買うか!」と、私は声を大にして言いたい。