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「愛欲姉妹ロリータ」 로의 리뷰
2019년 01월 20일 クロボン 님
このレビューは参考になった x 13人
리뷰어가 고른 장르:
文章力に定評のある、夜のひつじさんの新作で、シナリオのporori先生のファンですので、購入・プレイしてみての感想です。尚、当シリーズはFDも含めると、6作目にあたるのですが、地続きになっている訳ではないので、本作からでも楽しめます。 サークルさんの前作にあたる、『堕落ロイヤル聖処女』のレビューでも触れさせていただきましたが、「ロリータ」シリーズは、特に直近の2作においては、「好きなものや人、そして最低限の衣食住があれば(いれば)生きていける」という趣旨の内容を強調しており、本作も基本的には、その旨を了解した上で、一歩踏み込んだ内容になっていると筆者は感じました(本作は今までよりもヒロインたちの置かれている状況がかなり具体的に描写されています。なので、先に述べたシリーズのテーマ的な内容を考える上で、より切迫したものを覚えました)ので、精神的続作として十二分な内容になっていると思います。 また、porori先生は、内省的で葛藤しつつも社会に同調しようと努力している主人公を描くことに定評がありますが、本作においてもそれが俊逸であり、そのような人間、ぶっちゃけて言えば、筆者のようなオタクが秘めている、昏い感情ですとか獣性、不安、葛藤などを丁寧な文章で表現されていますので、プレイされるユーザーの方が、拗らせたオタクであればあるほど、刺さる作品になっています。 某エロゲ実況者の方が、エロゲの醍醐味の1つとして、「ハッとするような」文章に巡り合ったとき、という旨の話をされていましたが、筆者もその通りと思いますし、本作はそのような体験をするのにもってこいの作品なので、是非おすすめです。特にヒロインの片割れのあとりの処女をもらうシーンの「結局、人間は生きるために生きているからだ」からエンディングの「ねえ、だめでいようよ。」の結びまでの流れが俊逸でしたので、是非プレイしてみて下さい。
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