舉報鑒賞

悪ガキによる、母寝取りです。
両親不在の悪ガキを憐れんだ肝っ玉の母が、肉体関係を望む悪ガキに、そのまま勢いに押し切られて......オネショタものとしてはオーソドックスな展開です。
この作品はエロは勿論のことですが、寝取られ側である主人公視点がよく描けていて、当初は悪ガキとの関係を怪しんだり、段々と家族との時間が減り、それと比例すように美しくなっていく母を複雑な目で見たりと、主人公の葛藤がよく模写されています。
そんな、主人公の反応を他所に、母は身体だけではない純粋な悪ガキの好意に、魅了されていきます。
寝取られの基本にして骨子である。第三者である主人公とっては『寝取られ』なのですが、当人達にとっては紛れも無い『純愛』という相反する二つの視点が、本当に上手いです。
最後には母が悪ガキの子供を身籠り、主人公もなんとなく、お腹の子供の正体を察しますが、家庭崩壊のような鬱展開はありませんので、安心して読めます。オネショタは勿論ですが、寝取られ初心者にもおすすめです。