舉報鑒賞

plasticwater様の商品初購入です。イラストと大山チロルさんに惹かれて購入しました。
この作品は他の音声作品と少し異なり、全編通して作中にBGMが流れていますね。
BGMの選曲はシーンと合っている上、各曲単体で聴いても充分に良い物でした。
ただ、若干音量が大きくて台詞と噛み合っていない場面もあり、もう少しBGMの音量が低くても良かったかと思います。
加えて同梱の差分にはBGMとSEを両方カットしたものが入っていますが、SEのみやBGMのみのカットはありません。
なのでBGM抜きで聴こうとすると、どうしてもSEも一緒に抜けてしまいますね。SEの質自体は良い方なので、この点は少し残念でした。

鑑賞するまではジャケットやタイトルをぱっと見しただけでしたので気付きませんでしたが、この作品のヒロインは中々上品なキャラをしていますね。
個人的にこの点はかなり嬉しかったです。基本的に丁寧な言葉遣いで話してくれますし、性格も態度も大人しくて可愛いです。
こんな子が主人公とのやり取りで恥ずかしがったり、むくれたりするのは微笑ましいですし、聴いてて耳も心地良かったです。
一方で台本の台詞運びについては少し拙い印象を受けました。
ヒロインは結構な割合で主人公の台詞をそのまま復唱していますので、この辺は聴いていて違和感を感じるかも知れません。
オウム返しでなく、もっと相手の台詞に合わせた言葉や反応を返して貰えれば嬉しかったですね。