Report review

自分が大山チロルさんを知ったのは、一年以上前に購入した他サークルの商品が切っ掛けでした。
その時に演じられていたロリサキュバスがとにかく素晴らしくて、耳触りの良いロリ甘声で一気にドハマりしたものです。
そんな大山チロルさんが、ご自身の声の活動十周年記念として送り出して下さった作品が『サキュバスもの』であり、
当時とはまた雰囲気・赴きが異なれども、『ロリ甘声』で優しく責める内容であった事に運命を感じました。

以下シナリオの感想になりますが、自分はトラック2を起点に彼女が豹変する瞬間が印象深かったですね。
初めは初々しくてたどたどしい感じで主人公と接していたのに、正体を晒してからは一気に積極的になり、Sっ気が大いに解放されます。
一度変貌してからは最早別人と言っても過言でなく、ロリ声こそそのままですが、それで囁かれるのはおおむね優しい言葉責めです。
最初の頃の純情っぽさは微塵も感じられず、ひたすら戸惑う主人公を言葉で責めて、快楽に堕として行く――。
この二面性とギャップの演技が本当に素晴らしいですね。
一度全トラックを聴いたなら、もう一周してみる事をお勧めします。
なお、豹変後はまるで別人のように態度を変えて主人公の事をもてあそびますが、
一方で愛情や恋愛感情も確かなモノであり、本編最後の二択はどちらの結末でもその気持ちを言葉にしていますね。
結末にはラブラブENDと捕食ENDが用意されていますので、お好きな方から耳にしてみると良いでしょう。

同梱としてはSE差分と台本が入っていました。勿論大山チロルさん直筆のジャケ絵も封入されています。
価格が非常に安くてコスパが高い事も大きな魅力の一つですね。
これは大山チロルさんのファンならば絶対に買いですし、大山チロルさんを知らない方にでもおススメ出来る内容です。
大山チロルさん、本当にありがとうございました。