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ASMRの要素も兼ねたテグラユウキ様の今作品。
やはりみもりあいのさんの優しい御声と、サークル様の淫語の組み合わせは素晴らしいですね。
このサークル様の台本・脚本は本当に実用性が高い上にキャラが引き立っていますので、最後まで飽きる事無く聴く事が出来ます。
今作も声優さんの魅力を存分に引き出された脚本の上、SEやBGSにも力が入っていて良質な癒エロ作品に仕上がっておりましたよ。

さて、以下本編の詳しいレビューとなります。
今作のヒロイン『伽耶(かや)』は前半と後半(終盤より)で結構雰囲気が変わりますね。
初めはまだ主従としての意識が強く、緊張してミスを連発したり、所々で自信無さげな発言が目立ちます。
しかし話が進む内に段々と緊張が解けて行き、初体験を終えて以降は色々と吹っ切れたようで、少し大胆に旦那様(主人公)を求めていました。
この変化は非常に聴いてて気分が良かったです。
個人的にみもりさんが『自分に自信の無いキャラ』を演じられた際に聴ける震えた声も好きなのですが、
やはり本番のシーンでは、目一杯求めて来るような感じが欲しいと思ってしまいます。
なので本編中にヒロインの心情が変化して行くこの作品では、トラック6の盛り上がりがとても際立っていて最高でした。
ラストは添い寝パートとなっていますが、こちらもBGSに虫の鳴き声が添えられており、実に風情のある幕引きとなっています。

『癒し』と『エロ』の配分が絶妙なバランスで合わさっている良質な音声作品――。
これは良い品です。是非ともおススメ致します。