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「敗北セーラー:HUMILIATE」 へのレビュー

正義の(女の子)ヒーローを辱める

2017年07月03日   おいの さん

このレビューは参考になった x 0人

正義の味方として頑張っている女の子(そして市民の間で知名度もある)が、その尊厳を貶められるお話。
 いくつかのショートストーリーに分かれているが、どれも直接的でハードな性行為を描いてはいるものの、その行為そのものよりも、その結果、正義の味方としての尊厳が失われてしまうというところに力を入れてシチュエーションが組まれていると感じた。
 とにかく公衆の面前で無様な姿にして、その心をへし折り踏みにじる。頑張ってきた女の子が、守ってきた市民にも裏切られ、恥辱と絶望のあまりに心くじけてしまう姿に思わずぐっと来てしまう。特に連作の最後の締めが良いと思う。
 キラキラと輝いて正義のために頑張ってきた少女が、最後にはボロ布のようになってしまう。そういうシチュエーションにぐっとくる人にはぴったりの作品だろう。

※なお当方はこれの元ネタをほぼ知らないまま鑑賞したが、大いに楽しめた。元ネタを知っている必要は特にないような気がする。知っているとよりよいのかもしれないが……

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