舉報鑒賞

エロ部分は語れない人間なので、ゲーム性に特化してまとめます。

ストーリーはこれまでの作品で展開されている吸血鬼との戦いを軸に据えた王道ファンタジーの流れを汲んでいて、シリーズものに近いですがこの作品単体でも楽しめる内容になっています。

ゲーム部分はまず序盤のチュートリアルが丁寧なので、RPGが不慣れな人でもそれをきちんと読んで理解すれば本作を進めるうえで必要な知識がすぐに身につきます。不安ならサクサクモードっていう選択肢もあります。
戦闘は防御の仕様が親切なので、よほどの無茶をしない限り全滅はなく快適に戦えます。レベルは少し戦えばすぐに上がり強化もステータスよりもスキル習得の側面が強めで、選択肢が広がりキャラの成長がわかりやすいです。また、HPはどのキャラも伸びるので、防御の仕様と合わせてボス相手でもジリ貧になりにくいことも快適さに貢献しています。

RPG玄人向けの要素もあり、例えばラスボス戦後にクリア時のパーティ平均レベルと撃破までのターン数が出るので、これを突き詰めると良いと思います。やり込みたい人向けにはいかに低い平均レベルでクリアできるかへの挑戦がオススメです。

最後にゲーム本編とは直接関係ありませんが、作者様はメール等で意見・感想を送るとそれに対するレスポンスがよく、真摯に受け止めて作品の質向上に繋げようという向上心に溢れているので、今後への期待値も高いです。