استعراض التقرير

主人公と恋人同士の病み娘は、どうしても演出や言動が過剰気味にすることで、その性質を演出してますが、本作の場合は、始終それを感じさせるような言動に留めていて、かえって業の深さを感じる、という流れが非常に楽しめました。

あとあえて「いない女性の存在を話題にする」というのはいいですね。
これがなかったら、病み部分まったくみえなかったと思います。

真面目な娘なんだなーと思いつつ、最後の独白は「あ、これ。リ○ンジャーとかパ○ッシャーとか、アンチクライムヒーローの流れだ」とちょっと思ってしまいました。

そう考えると、日常があるから人間性が維持される、というのもどこかダークヒーローの流れを感じさせます。

とはいえ、そういうお話ではありませんw