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前作のお姉ちゃん編も素晴らしかったですが、本作はそれ以上の出来だと思います。
前作は割と甘々でしたが、本作はもう少しソフトM向けに寄せた感じになっています。風味が違うので前作を聴いていても問題なく楽しめます。

かの仔さんの演技は元々上手いと思っていましたが、本作では更に向上していると感じました。優しい声と色っぽい囁き声の配分もちょうど良いですし、女性側が気持ちよくなっているシーンでの切迫感が今までよりも良く表現できていると思います。また、個人的にはかの仔さんの笑い声の表現が好きなので、それが沢山入っていたのが嬉しいです。

また、本作では色々とリアル感を出す工夫をされている印象を受けました。例えば:

・効果音、特に衣服や布団の擦れる音に力が入っています。おそらく新規に録ったものと思いますが、声の距離感と相まって本当に抱き合っているかのような感覚がありました。これは今後も取り入れてほしいです。
・耳舐めの際に細かい位置の違いまで感じられます。過去作と比べても解像度が上がった感じがします。
・リスナー側が目を瞑っているシーンがいくつか入っています。音声作品は大体目を瞑って聴くものなので、これはシンプルながら良いアイデアだと思います。

それと、これは個人の感想ですが、目が潤んでいることを指摘されるシーンが良かったです。実際、声が素敵すぎて目が潤んでいるところだったので、それを見透かされたようで凄くドキドキしました。