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昨今のA〇ARIショック状態に辟易していた私にとって、この作品は一筋の光であった。
だがその前に最初に言わせてくれ。
この作品は、ガチだ。

〇ゲームの進行と展開
少々長い導入の後にダンジョン内を探索、脱出する「第一部(ここでは仮にそう呼ぶ)」がある。
戦闘は無く、アイテムやスイッチを駆使して進む展開だ。
ここでもエロはあるが、この後の展開に比べれば「お通し」程度といえよう。

何やかんやあり、主人公は脱出しその後囚われの身となる。
能力を封じられ30日(1日に夕方の深夜の2パートがある)の間に再び脱出を模索する、これが「2部」である。
今これを読んで「時間制限付きかよ」と目を細めた人は安心して欲しい、30日は案外長いので気にならない。
この2部こそが「本作のヌキ処枠」なのだ。
周囲からの責めを受けつつ、どう生き残り・・・否、この不幸な少女に、どうやってその身に二度と消えぬ淫堕な爪痕を刻んでやろうか、ドス黒い欲望を弄ぶのが本作のキモなのである。

〇刻まれた爪痕は二度と消えない
主人公を快楽という名の地獄へ引きずり落とすエロペナルティは、一度負ってしまうと二度と回復できない。
せっかく膨乳したのにイベントが終わったら元に戻る、だなんて展開に思わずマウスを投げそうな事はない。
「イベント終了!はい!元通りでーす!!」という展開は一切無いのだ、この点に関し私は拍手をもって製作者を称えたい。

〇周回させてくれ!!
主人公の改造度合いやイベントによって展開が変わるのだが、大変残念ながらクリア後は全イベント解放済みの回想部屋に飛ばされ「後はお好きに」状態で終わるのが残念だ。

兎に角文字制限内では語り尽くせないのが本作である。
個人的な願望だが消せない刺青や淫紋やピアスなどの要素が欲しいところ。

ともかく久々に「金出した甲斐があった!」と思えた作品でした。
ありがとう!