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サキュバスが好きで、中でも、この作者様の描く「男にとって最高で最悪な悪魔」像は憧れの一つでした。この作品は音声、リスナーは登場人物としてかの世界観に参加出来る。つまり、この作者様の描く「憧れのサキュバスちゃん」と対面する時がついに来たのです!!
「Dream in Succubus」のサキュバスは、言葉遣いは優しく物腰も柔らかで、それなのにどういうわけか勝てる気はしない。ゆっくりとじっくりと、まるで真綿で手足を絡め取られるように彼女に支配されてしまいます。
内容としては、40分間フルに使って最高の快楽に導く贅沢な造りとなっています。
ねっとりと絡みつくような騎乗位で、繋がったまま緩やかに腰を回されるところから始まります。段々と動きが激しくなり、耐えられずに終わりが来そうになると、腰を止められ、また最初のまったりとした刺激に戻されてしまい…焦らされ続けるのです。
「最期」にはカウントダウンもついているため、煽りに煽られ高まった射精感を吐き出し損ねる心配もありません。身も心も魂さえも彼女に委ねて心置きなく果てましょう。
作者様のサキュバスというと、一度繋がってしまったが最期、命運までも弄ばれて絞り尽くされるというイメージなのですが(まさに悪魔で、私はそれが好きです)本作は夢の中での出来事なので、射精による死が現実の死に繋がることはありません。音声という性質上、登場人物の死はリスナーである自分の死なので、擬似的な死である、とワンクッション挟んで頂けるのはありがたいです。それはそうと、私はサキュバスに破滅させられたいのです。次回作ではやさしいサキュバスちゃんのように、全てを奪われる作品、或いは結末部分での差分など、期待してしまいます。
物腰は柔らかだが強かなサキュバス、実用性も高く、大満足の作品でした。