舉報鑒賞

愛も信頼も性的興奮もない、キレ気味のメイドさんから性的奉仕を受ける作品です。

本作品最大の特徴は、ヒロインである橘さんの独特のキャラ立ちです。新入りメイドとしてやってきた橘さんですが、まずは旦那様(聞き手)からマッサージを依頼されると、真面目に効能などを説明しながら、施術していきます。

ところがその後、性処理を求められると、一転してキレ気味の口調となり、職務上仕方なく手コキを行うことになります。

それにしてもこの手コキ、仕事の一環でやってるので事務的といえば事務的ですが、「嫌々やってます」感満載となっています。雇われた初日に性処理を行うこと、こんなことを頼む旦那様とは思ってもいなかったこと、ちょっとでも信頼してしまったことへの後悔、プレイを求められることへの拒絶とあきらめなど、ネガティブな感情を、素直な(?)橘さんはストレートできつい口調で言葉にします。その意味では、決してテンションが低いというわけでもありません。

もちろん、双方合意の下の言葉責めプレイではありません。橘さんはちっとも性的に興奮もしていないし、翌日にはきっちり仕返ししてやろうと目論見ます。最後のオチの部分にちょっとだけ、可愛げがうかがえるでしょう。

メイドの橘さん役を岬いえなさんが演じています。低めのトーンによって、橘さんが分別のある大人の女性であることを上手く表現されています。