舉報鑒賞

自分の幼馴染を親父に寝取られてしまった息子の話、というのが一応作品の本筋なのですが、むしろ親父の方が圧倒的に登場場面が多いので、息子の彼女にうっかり手を出してしまったところ、その子が快楽堕ちしちゃったのでそのまま結婚・出産にまで突っ走っちゃった、という展開が実質的にメインの話となってます。

この作品、とにかく親父の行動がやぶれかぶれすぎます。オナニーをしてるところを息子の幼馴染に見られてしまったため、「どうせ嫌われるなら最後の思い出に」と手を出したところ、まさかの彼女からの受け入れで交際がスタート。妊娠が発覚したため、彼女の母親も快楽堕ちさせることで結婚を認めさせます。

ヒロインもヒロインで、快楽堕ちするや主人公のことなど一切目もくれず、主人公の目の前で父親とやりまくるし、学校に行ってもラブラブな関係もあけすけに喋ってまわる始末。

家でも学校でも居場所を失った息子ですが、最後は親父が家を出ていき、ヒロイン、その母親、および彼女たちに生ませた子供たちとヒロイン宅で仲良く暮らすようになります。

自宅にたった一人残された、なんの落ち度のない主人公にとっては全く報われない内容ですが、無鉄砲な親父と、彼に振り回される女性たちの話は、とても面白かったです。