舉報鑒賞

本作品の最大の特徴は、ヒロインであるお姉さんの突き抜けたキャラクターでしょう。

容姿、人望、財力、いずれも十分に備わったお姉さんが、街中で偶然見かけた男性(聞き手)に運命を感じ、言葉巧みに自宅へ誘い込みます。そこで、授乳手コキやパイズリで甘やかす一方、男性のお金や家族、思い出など様々なものを奪い取り、最終的には自分のものにします。

お姉さんは男性に対して「赤ちゃんになれ」と言う一方、体が大きく風呂場に連れていけないため、「赤ちゃんだけど自分で歩いて」と、矛盾する指示を出さざるを得ません。ただ明言はされていないものの、この矛盾を解決する方法について、最終的には気づいてしまうです…

お姉さん役を西浦のどかさんが演じています。表面的には甘くくて優しいながらも、その背後に潜む黒い感情を、クリアーに演じられています。

都合のいい時にだけ甘えるのではなく、完全に女性に依存したい男性向けの作品です。