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「Android」 的鑒賞

ストーリー性の神度

2017年07月18日   凜音 先生/女士

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まず、私がandroidという作品を読ませていただいて、良いなぁと思ったのはストーリー性でした。アンドロイドと人間の共存。空間都市という名の立体的なものの構造。後者の方は私自身が小説を書く時に1度使用したことがあり、その時も自身がワクワクしたこともあり、素敵だと感じました。アンドロイドと人間の共存を手がける作品というのは現代社会的に少なくないと思います。人間から独立しても、付き従っても、心を持ったアンドロイドが幸せだと言えるのであればそれでいい、そういった心の持ち方ができる人が書いている作品は共感させられました。それこそ今回の雨宮氏のような人が手がける作品にはそういった人ならざるものに対する思いも感じられました。
内容の方だが私はSMについては完全に素人。つまりは疎いタイプの人間です。興奮はしましたが抜けまではしなかったです。三人称視点によることの見てる側への自虐心を煽る形にはホントに興奮させられました。ですが、アンドロイドと人間とのSMというのは私にとってはハードルが高いものでした(^ω^;);););
三人称視点ってことなんですけど、今回初めて官能小説で三人称視点を体験しました。未知の世界でした。最初はなんだなんだ?と思っていましたが後から意外や意外にのめり込みました。ただ、Hシーンの時はすこし気恥ずかしくもありますね。三人称視点w
そして、流石雨宮氏です。私のドストライクゾーンのストーリー構成と言葉選びでした。まだ数作しか読ませていただいてませんが雨宮氏の作品を触れることができ楽しませて頂いております。次回作にも期待してます。

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緣由*