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隠密行動を得意とするエルフの少女が怪異に襲われた街を調査する潜入ADV。サークルさんの長編シリーズの発端となる事件を扱ったストーリー。事件の最序盤を彩るエピソードを扱った作品だけに、他の作品を知らなくても問題なく遊べる。

主人公は隠密行動を得意とする眼鏡巨乳のエルフ娘、なかなかの希少種である。エルフではあるが派手な魔法などは所持せず「自分を隠蔽する」という特殊能力を駆使して怪異のあった街の潜入調査を行なう。敵に見られている状態からの隠蔽は不可能なので、敵に見つからないように行動しつつ“ここでは絶対見つかりたくない”という場面で使う能力、と考えるとイメージしやすいだろう。
ゲーム形式はゲームブックテイストが入ったADV。ストーリー部分はテキストの表現が秀逸で、潜入の緊張感が良く表現されている。無理のある行動が即死に繋がることは当然として、微妙な選択も生死を(もしくはHシーンを)別けるので、選択は慎重に。ストーリーは多彩に分岐するので、周回しつつ話を楽しみたいところ。

Hシーンはほぼ凌辱。主人公は特に戦闘力に秀でているわけではないので、敵に発見されるとそのまま凌辱され死亡EDに一直線、というパターンが多い。相手は人間から人外、触手装備の化け物まで多種多様、ありとあらゆる責めが主人公に襲い掛かってくる。凌辱対象は主人公が大半を占めるが、街の女性、学生、女兵士なども街の各所で襲われている。