舉報鑒賞

神殿で供犠姫という少し特殊な神官を務める少女の物語。神官少女が化け物やら村人やらにいろいろされてしまうRPG。

主人公が務める供犠姫という神官も特殊だが、ゲームのシステムも特徴あるものとなっている。移動はすごろく状に繋がったマップ上の移動可能位置をクリックするだけの簡単移動、止まったコマでイベントが発生する。イベントは戦闘のほかに聞き込みや人助け、畑泥棒に至るまで多彩。ちなみに悪事を働きすぎると指名手配される。
戦闘方法はサイコロを振って解決するTRPG風だが、特殊なのは主人公のスキル取得方法。供犠姫である主人公はレベルアップではなく、相手とHすることによってスキルを習得する。言い換えると、化け物に襲われることによってそのスキルを取得することができるという、敵に襲われること前提のシステムである。そのため、薄着で森をさまよったり、わざと敵を誘ったりと密かに露出気分も味わえる。華奢な体型の主人公が化け物やら敵兵やらに襲われてる姿はかなり扇情的。余談だが、スキルを無視して力押しも可能。また低確率だが敵を普通に倒した際にもスキル習得をすることが出来るので、時間はかかるが普通に処女クリアも可能だ。

ストーリーは重めだが主人公の前向きな性格おかげか、さほど悲壮感は漂わない。ただ、中盤～終盤にかけて深層に近づくにつれて壮大でシリアスなストーリー展開となる。