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かなり前の作品であることや、ちょっと高めのお値段に躊躇して、これまで聴かずにきましたが、催眠音声として完成された芸術品とでもいえる出来でした。

偶然出会った彼女の友達とゆったりと会話しているうちに、彼女との関係についての話になり、誘われるままに催眠をかけられていくという流れ。ドラマとしても自然ですし、無理がない洗練された誘導です。
その後の深化や女体化、エッチパートまで、台詞の隅々まで配慮が行き届いていて、極めて没入感が高いです。
言い回しひとつをとってみても、催眠の技法が透けて見えるような、不自然さや違和感がありません。

女体化作品に定評のあるKUKURIさんとの合作だそうで、エッチのカウントの使い方や感度の高め方も安定しています。最後のドライでの絶頂も、かなり強烈なはじけとぶような快感が味わえました。

タイトルを見てなんとなく想像がつくと思いますが、独特のシチュエーションで、心と体を引き裂かれるような背徳感が楽しめます。
準備として、大好きな女性の写真を見るなどしつて、容姿を強く思い浮かべてから聴くと、さらに没入できるでしょう。