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「宝石蜂」の生殖活動を疑似体験するのですが、自分が蜂になるわけではありません。毒を注入されて脳を甘く痺れさせられ、幸せなまま食べられていきます。

こう書くと怖いようですが、ほかのレビュアーの方も書かれている通り、最初から最後まで、優しくあまーく導いてくれるうえに、催眠によってすべての恐怖感や痛みが消える暗示が入ります。もともと作者さんの配慮によって、表現自体がとってもマイルドになっているので、催眠が浅くても、別に怖いとは思わないはずです。

僕はスクリプターのMarkusさんに「脳イキ」を教えてもらって以来、この方の作品にすっかりはまっているのですが、今回も脳を快感まみれにされ、その快感が全身を覆い尽くして素晴らしいドライオーガズムを感じることが出来ました。
また、追加扱いの「同化」パートがまた、本編以上にエロ度が高く、楽しめます。特に「食べられて終わる」という本編のラストが、この同化パートによって中和されるという効果もありますので、ぜひ一緒に聴くことをおススメします。

進行役のお姉さんの、緩急の効いた声の出し方が実に素敵で、ずっとゾクゾクしっぱなしでした。最初に彼女が耳元に来て囁いてくれたとき、そしてマンツーマンになる場面で自分を選んでくれた時、むちゃくちゃテンションが上がりそれだけで軽く絶頂しそうなぐらい幸せでした。