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このタイプのVR作品に対し、VRユーザーには往々にして浮かぶ疑問があると思う。
偉大なる先達作品カスタムメイド3D2で「彼女」似のキャラを作り、遊ぶだけでいいのではないか?　わざわざこれを買う価値は?

自分もそう思った人間だからこそ、あの作品と比べてこれを買う価値について語りたい。

第一に半脱ぎ。
極めて自然な半脱ぎモードを実装しており、制服をはだけ、ブラをまくり上げ、といった状態を楽しめる。

次に大型ホールと動作を同期するためのモード(いわゆる親子付け)がデフォルトで実装されている点。
これが実に素晴らしく、リアルボディ・グラマラスゴシックの胸にVIVEコントローラーをはさむ形で完全に動作を同期させることができた。
これによって猫にゃんのお部屋はVRでは数少ない、実体を与えられる作品となった。

親子付け動作中の喘ぎ声や表情変化も素晴らしく、キャラクター1人だからこそ特化できた部分を感じる。


できればこの調子で、単キャラクター特化のVR作品を作り続けてほしいと願う一本だ。
カスタム要素のために個性を控えめにしてある先達作品に対し、たとえばカタコト外人や中二病少女といった単キャラ作品ならではの個性付けで差別化することも可能だ。
この作者の技量ならば、今作も次回作も何も考えずカートに入れて損はしないはずだ。