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「散りゆく世界の最果てで -私が歌う最後の物語-」 へのレビュー

オススメ! 圧倒されました

2018年07月26日   Rian さん

このレビューは参考になった x 5人

レビュアーが選んだジャンル :

あらゆる面から本気度合いというか重さというか、そういったものを感じつつ購入しました。特にジャケットの雰囲気とかもう…。
聴くのにちょっと覚悟がいる感じで、実際かなりシリアス寄りなお話でしたがとても良い作品でした。

毎度のことですが声優さんの噛み合い具合が素晴らしいです。
今回の主人公、フウカを演じた浅見ゆいさんはRe:sound的には初出演です。しかし、サークルの掲げる「自分に自信がない女の子」を完璧に表現し切っていて圧倒されました。
特に後半、ヒロインが泣いてしまうシーンが多々ある(紹介ページ曰く)のですがここはもう凄いとしか言えません。気づけばガッツリ感情移入してしまっている自分が居ました。
シナリオ的にも人間味があるというか生々しさがあるというかそんな感じで、まさしくフウカというキャラに魂が宿ったなあと思いました。

またエンディング楽曲の存在、そしてその担当がwa.さんだという事も個人的に最高でした。
物語を聴き終えた後に何とも言えない心地良い余韻を残してくれました。ピアノ曲ってここまで心に沁みるんだなあと…
同サークルの作品「白い死神の森の歌」においても同様にエンディング曲を担当されていて、それも超~~~~~~素敵なので気に入ったら是非そちらにも触れて頂けたらなと思います。
こうした音楽の存在が物語全体の説得力、没入感をガッツリ高めてくれています。


今回はネタバレ無しのレビューと言うことで具体的な紹介は出来ませんが、氏の作品に触れてきた人ならオッと思える部分がいくつかあるのも中々気に入っています。こういった演出の面でも、やはり今回の作品には「本気」を感じます。
シリアス具合から人を選ぶ作品かもしれませんが、話の内容を重視する人には是非ともオススメしたいと思います。
悲しみや切なさだけではない、色々な感情の詰まったこの物語の結末を是非見届けて下さい。

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