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「ソナビア-SonabiA-」 へのレビュー

異種姦ものとして高水準、バリエーションも豊富

2017年11月01日   朽木 さん

このレビューは参考になった x 1人

プレイ時間はエンディングまで10時間程度。
QTEなどの面倒な要素のない、スタンダードなRPG系システムなので遊びやすい。

ほぼすべての敵に対して、固有の敗北CGイベントが設定されており、触手やスライム姦、オークに陵辱などの定番はひと通り揃っている。処女のときとそれ以外で台詞が変わるあたりにこだわりを感じさせる。

ゲームバランスは負けて陵辱されることを前提としているので、ひと通りの敵相手にエロシーンを楽しむとサクサクするめるという印象。
一方で最後まで処女を守り抜こうとすると中々シビアな難易度になるので、このあたりは絶妙なさじ加減と言える。

不満点としては、このサークルさん共通としてサウンドコントロール機能が無いことと、誤字脱字が多すぎることが挙げられる。
前者は遊ぶ側で調整すれば良いだけの話だが、後者は肝心のエロシーンやシリアスなシーンでも結構な頻度で起こるのが悩ましい。誤字脱字の訂正パッチが欲しいところだが、リリース日を考えると望み薄か。

衣装を着替える要素もあるが、衣服にバリエーションがないことと、立ち絵を表示すると画面が見えなくなるのであまり活かされていないのが惜しいところ。
このあたりは同サークルの後発作品では改善されていたので、そういうものだと割り切るのが吉。

要所要所に荒削りさは残るが、陵辱ものというテーマをとことん掘り下げた名作。軽めのリョナ要素や流血要素を許容できるなら是非ともおすすめしたい作品でした。

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