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サーシャはささやくような話し方をするのですが、いわゆるささやき声ではないです。
いわゆる小声気味で話す娘で、全体の音量もボイスに合わせた演出で抑えてあるため、環境によっては若干ボリュームを上げた方が良いかもしれません。
イヤホンではなくヘッドフォン推奨です。

最初のうちは控えめな娘なのかな? と思ったのですが、お話しが進展していくと驚くほどの大胆さを見せてくれます。

受付での出逢いから始まって、徐々に距離が近づいていく経過と耳かきなどの様々なサービス(ご期待下さい)の進行が綺麗に合わさっています。

環境音が最低限に抑えられてい事もありますが、季節に関係なく聴けるのも嬉しいですね。「暑い」と「あたたかい」は、違うというところでしょうか。

サーシャとの出逢いから始まる物語であるため、当然様々な「初めて(ご期待下さい)」があるため、最初の一回目は是非じっくりと最初から最後まで聴いてみてください。

藍沢夏癒さんは、サーシャという役を見事に演じきっていて、実際にあり得る「どきっ!」とするようなシチュエーションで、本当に「どきっ!」とさせられました。
ストーリーが進行する中で、私的な関係になってしまうのですが、この過程が違和感なく表現されていました。
沢野ぽぷらさんの演技も見事でひと言だけなのですが、このひと言がサーシャとゆずの性格(性質)の違いを強調して、これがあるためストーリーとして綺麗に成立しているのだと思います。
音声の特性を最大限に活かしている作品でもあると思いました。

実用性(ご想像にお任せします)は十分ですが、どちらかと言えば寝床に横になって聴くのに向いています。

2時間というと「ボリューム満点とはいえ長い」と思う方もいるでしょうが、感覚的な長さはまったく気になりません。
むしろ、2時間たっぷり休める時間が確保できるか、という点の方が難しいですね(苦笑)