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「りとるみすとれす」 へのレビュー
2017年12月06日 おはよう太鼓 さん
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お話の流れはSMに興味がある琴音ちゃんのために心愛ちゃんが「パパ」との関係を見せてくれるというもので、マゾがどのようなものなのかを心愛ちゃんさまが手づからご紹介してくださります。その筋に疎い少女に自らの恥ずかしい性癖を披露させられ、被虐心と被征服欲をこれでもかと煽ります。初対面の少女である琴音ちゃん様に対して、ご主人様から「新しいご主人様なのだから、失礼のないように」と紹介され、マゾと女の子様の間には有無を言わさない上下関係があることを認識させられます。マゾを心得ているドミナ様とSM初心者の少女の素の反応の対比がなされているので、自らが置かれている状況や異常さが際立ち、いっそう羞恥心が焚きつけられます。 表情の変化ひとつもしっかり描き分け、マゾ心を嬲る絵が本当に素晴らしく、また彼女たちの台詞回しはどれも秀逸なため、読み進める次第に、関係性に没入していくと言うのでしょうか、お二人のご主人様に心から服従するようになり、ご主人様がマゾの身を慮ってご褒美をくださったり、奉仕に力を入れてくださったりするのがたまらなく嬉しく感じるようになります。 痛みを伴うハードSMというジャンルですが、ドミナさま(作者様)がマゾの気質を的確にご理解していらっしゃっているため、作品にのめり込みやすくなっています。 作品のネタバレを避けるため詳しくは申せませんが、心愛ちゃんさまが責め立ててくださるとあるシーン(047.jpg)では、それまで普通の大人しい少女の楽しげなお顔つきだったのが、目つきが冷ややかなドミナの風格を漂わせるものに一転するシーンがたまらなくぞくぞくしました。 「体裁をかなぐり捨てて無様な格好で年下のご主人様に全面服従し、躾けられ、マゾの悦びを享受する」。この一文句にピンときた方なら是非お手にとて損はないと自信を持って言える至高の逸品、ロリサドが大好きなマゾに捧ぐ作品です。
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