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「さどしす」 へのレビュー
2018年07月12日 おはよう太鼓 さん
このレビューは参考になった x 2人
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毎回濃密なハード系SM作品を排出するサークルしおゆで様の新作です。こちらのサークル様の作品の特徴として、イラストと台詞がともにプレイの流れを強く意識して練り上げられているのが伝わってきます。非常に上質なサディズムが読者の被虐性癖を蹂躙してくれること請け合いです。 その中で、特に今作は「折檻」に力を入れている印象を受けました。SMプレイはサド側の繊細な気配りやリードに全幅の信頼を寄せ、己の手綱を完全に委ねる信頼関係の上で成り立っているのですが、今回の竿役、マゾヒストは何度も粗相を犯してしまいます。 身勝手な被虐欲からご主人様を裏切ってしまう愚かなマゾを厳しく躾け直してくれながら、それでも見捨てないで目をかけてくれる慈悲深さ。柔和な雰囲気の通り、心を手折って優しくぐちゃぐちゃにしてくる姉と苛烈な攻め、懲罰を以って身の程を弁えさせてくれる妹。そのどちらもが、飴と鞭を携えているあたりが天性のドミナ、女王の気質を感じさせてくれます。 しかしながら、彼女たちも完全無欠なミストレスではないのです。調教を賜るうちに、ご主人様たちの感情が見え隠れするのも、また彼女たちへの愛おしさが募り、いっそうの忠誠心、服従心が育まれていきます。 繰り返しの言及になりますが、CG・イラストという作品群の括りではあるものの、従来のそれとは一線を画す、ご主人様たちとのストーリーがそこにはあります。 ソフトSMは許容できるけれど、愛のなさそうなハードSMは難しい…。生粋のハードマゾ愛好者諸兄にはもちろん、こんなふうに感じている方にこそオススメしたい作品でした。 素敵な作品をありがとうございました。 願わくば、多くの方に作品の魅力が伝わりますよう…。 要するにめちゃくちゃシコれるし最高だから買って…。
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