舉報鑒賞

ブログでレビューさせていただいた内容を抜粋します。
このサークルの作品は初プレイです。

主人公のルネと姉のネロは先祖の妄信的な魔術研究の影響から、呪われた一族として忌み嫌われています。
人々に認められて普通の生活を願うルネとそれを支えるネロは、迫害を受けながらも人助けに奮闘していました。
そして、ある異変に直面した二人は、自分たち一族の在り方について考えさせられることになります。
妹と姉、魔術師として大きく考えの違う二人がどのような結末を辿るのか・・・そんな物語です。

購入サイトに「特に理由のない丸呑みが女の子を襲う」くらいしか情報がないため、
ただの丸呑みフェチゲーで、物語や世界観は簡素ぽいなぁと、あまり期待はしていませんでした。
がッ!!そんな考えは大きく裏切られ、上記に書いたような非常に凝った物語でした!
最後の方はどんな結末を迎えるのか不安で仕方がなく、エンディングは感動で涙が・・・。
購入サイトの説明文が簡素すぎて本当に損してます!!とっっっても良いストーリーでした。

システムの方は難易度はほどほどで厳しい謎解きや難しいフラグ回収もないためサクサクプレイできます。
ステージクリアでイベント後自動で次ステージ移動といった一本道なので、迷うことは無いと思います。
それでもプレイ時間は4～5時間ほどあり、メインストーリー一本できっちり作られています。
(紹介文に2～3時間と書いてありますが、少なくとも3時間はかかると思います)

基本CGは30枚で、敵グラフィックは自作という結構なボリューム。
前々からツイッターで敵グラを拝見してまして、絵が大変好みだったのが購入した最大の理由でした。
やり込みゲーではなく、純粋にストーリーを楽しみたい人、また、絵が好みの人には本当にオススメです!