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「堕落戦記ベルフェゴール・サーガ~魔王の媚薬と発情奴隷たち~」 へのレビュー

オススメ! 同人でここまで作りこめるのか!SRPG作品の傑作です!

2019年01月07日   kyukkyu(きゅっきゅ) さん

このレビューは参考になった x 14人

魔王ベルフェゴールの誘惑に対し、堕落するか抗うかで2つの物語に分岐します。
『光の王女編』は、王女エシュロットと共に、乗っ取られた国を取り戻す王道ストーリー
『闇の宰相編』は、宰相ベンアミと共に、国を蹂躙しながら王女を追う悪堕ちストーリー
物語やエッチの内容だけでなく、戦略性も大きく異なるため、新鮮な気持ちで周回できます。

メインヒロイン2人、サブヒロイン6人ですが、各ルートでサブユニットが20体ほど登場します。
クラスの種類が豊富で、一部のユニットは自分でクラスの選択ができます。
各ユニットに後日談が設定されており、光・闇でどのような結末を迎えたか比較すると面白いです。

難易度はベテランで2周しましたが、配置や連携をきちんと考えればクリアできます。
詰み防止もありますし、無双などのヌルゲーにもならない。達成感のある素晴らしいバランスでした。
このバランスだけでも高評価に値する作品です。大ボリュームなため調整が難しかったと思いますが、
非常に研究された作品であり、SRPGの醍醐味である「達成感」を得ることができます。

迫力のある戦闘シーンも注目です!
特に各クラスの必殺モーションはド派手でカッコイイ!何度見ても飽きません!
更に、カットインやボイスにより演出を盛り上げてくれます。ボイスは光と闇で違うのところも注目です!

エッチはあっさりとの意見も多いですが、1シーンが短めなだけで総数はかなり多いです。
エッチすることでスキルが追加されたり、魔物を出産してユニットを増やしたりなど、
戦略性と合わせているのも見事だと思います。媚薬魔法は厄介だったぜ!

最後に、初周は『光の王女編』をオススメします。
闇の方が難易度が高く、ある程度キャラクターの設定を知っていた方が楽しめるからです。
光→闇の場合、エシュロットの撃破数だけは、光の時点で100体達成しておいた方が良いです。

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