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「クローゼット2~彼女の結末~」 へのレビュー

結末は・・色々な解釈がある

2018年01月29日   八葉 さん

このレビューは参考になった x 2人

3作目にして完結です。
結論だけ言うと、オチ〇ポには勝てなかったよ系のエンドとなります。
ただ、この作品は他NTRとは少しだけ違う結末を迎えます。

76P中盤、デートの後に抱かれる期待をしたりんかが帰ってしまったたかしに見せた口元の微笑・・そして先輩に抱かれる姿を見せる為、わざと開かれたカーテン。あれは多分、自分の中に流れる淫乱の本性をわかっていないたかしに対する見せつけなのでは、と思いました。
心だけでなく、淫乱の本質のクローゼットが開かれた彼女には体の関係も必要で、プラトニックな恋愛を望んだたかし君に気付かせる必要があったのだ、と。彼女は先輩に中出しアクメを決められた瞬間、小さい頃からずっと好きだったたかしに対して見つめながら発する愛の言葉を囁きます。全てを悟ったたかし君は受け入れる事を選び、俺も愛してると返しました。この瞬間、2人は本当の恋人になったのでしょう。
開いていたクローゼット(変態で淫乱な素顔)はここで、閉じられ元に戻った描写でエンド。

普通のNTRなら最後にたかしには目もくれないで、先輩に愛を囁き、別れを告げる展開となると思います。
先輩から取り返した所で終わっておけば、綺麗な物語となっていただけに賛否両論となりそうな最後でしたが、こういう歪んだ純愛もあるのだと思いました。

この結末が嫌いで取り返して終わった物語として補完したい方は74Pで終わり、先の展開も受け入れる方、結局NTRの宿命で取られて終わったという結末として補完したい方は最後まで見ると良いでしょう。
色々な解釈があると思います。他の人と語りたくなる、そんな作品でした。

残念な点としては0でりんかが親友を守る為に抱かれてしまった事実を最後までたかしは知らなかったり、ダイジェストが多かったり、省かれた話が多かった事。この辺りを追加した総集編とか出るといいなと思っています。

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