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音響効果をふんだんに使った律動は、単なる「苦しみ」を超えた「不条理」そのものとして脳の中に響いてきます。

特に好きなものをあげます。喉を切られた少女の「ヒューヒュー」という命の残火の音を聞きながら、抱き枕を抱きしめると「この少女は死ぬんだなあ。名も知らないであろう僕のせいで苦しんで、呼吸すらできずに死にかけているんだなあ。せめて、死ぬまで抱きしめておいてあげよう。」という背徳感のうちに眠ることができます。

また、放課後リンチの音声も好きです。
個人的には自分は「ビンタでいたぶられる少女」ではなく、
「ビンタでいたぶられる少女を助けることもできずに眺めることしかできない一介の男子学生」として没入しました。

作品自体の内容もさることながら、今までの作品の全体験版も付いてくるのは非常に良いポイントだと思います。このサークル様が出している作品は、この『91リョナ猟奇』の段階で90以上なので、実質100近いパターンの音声が聞けることになります。dlsiteから体験版を全部探るのは難しいので、好きな作品が探しやすくとても便利です。