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「いもうと~お兄ちゃん、大好きだよ~」 へのレビュー
2018年02月19日 あまのん さん
このレビューは参考になった x 28人
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あまりにも、リアル。 殴られた時の声のかすれ具合、詰まり具合などのリアルさは今まで聞いてきた作品の中で群を抜いています。妹としても被害者としても演技力が高いです。 何より暴力だけじゃなくて「ご飯を何日も食べさせない」「勝手には寝させない」など生理現象を制限する虐待もあるのが、普通のリョナ作品にはできない芸当です。 些細なことで暴力をふるわれ、さらに謝るのがいもうと側で、殴られても叩かれてもべったり、いもうとは学校などの世間とは隔絶されているから「兄無しでは生きていけない」という洗脳から逃げられない、などあまりにも生々しい。 このいもうとは健気でも何でもありません。明らかな「家庭内ストックホルム症候群」で、洗脳されているに近い状態。それを解除できる人間はいない。いもうとからすればもう兄が世界のすべてになっている状態なので。 この構造自体が『悲劇』その物で、よくある「女の子が誘拐されて拷問して殺される」という『不条理』の構造とはもう本質からして違うのです。このいもうとは一生兄に依存して、殴られて苦しみ続けるんでしょうね。 でも、作品を通じていもうとちゃん大好きになりました。 いもうとちゃんを兄から助けようとして、お兄ちゃんを失いたくないいもうとちゃんにナイフで刺し殺されたい、的な願望が生まれました。
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