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「オーレクタ砂漠の魔術師」 へのレビュー

今回はテーブルトーク風

2018年05月23日   ロナ さん

このレビューは参考になった x 5人

前作よりもドットの等身が上がり、着替えを含む潜入操作が俄然楽しくなりました。
立ち絵の可愛さもあり、娼婦服でスニーキングすると妙に興奮します。正直エロシーンよりも背徳感がありました。
そしてできることの自由度と複雑さが段違いであることに驚かされました。前作からのこの進化は(順当な方向ではありますが)正直すごい。
やりこみ要素も豊富だし、入り組んだフラグ管理が好きな人にはたまらないでしょう。

性遍歴設定は完全にTRPGのキャラクターメイキングのノリだし、最初のダイスロールからして雰囲気を出しています。
そう感じてしまうと主人公が「卓を囲んだプレイヤー」にしか見えなくなり、妙におっさんくさい反応や敬語などになんとなく深い納得を得ました。いたよこんな子。
そんな個人的事情もあって抜けはしなかったけれど、「あの空気」が感じられてとても楽しかったです。
エロくないわけではまったくなく、たとえばカメラと女体の間に屈強な男が割って入る構図は印象深いものがあり、しまいには男のケツを見ただけで条件反射で勃つようになりました。

自力でコンプリートを目指すと相当に面倒です。牢屋スタートだと(おそらく)取れない称号や、『多才』を取っていると見逃しがちなフラグもあります。
私は6周目から攻略サイトを頼りましたが、各サイトの内容が微妙に違っていて「このゲームどんだけ複雑なの……」と思いました。

Ver1.032でも暗転バグや強制終了バグが多発したので、こまめなセーブは必須です。それさえなければセーブ禁止プレイを楽しめたのですが……

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