استعراض التقرير

サキュバスに乗っ取られる部分を楽しみに聞いている人間ですが、そういった目的で購入する方にもオススメできる仕上がりです。乗っ取られる前と乗っ取られた後のギャップは大いにあり、乗っ取られた瞬間を曖昧にしながらも、しかし乗っ取られたことが雰囲気から伝わってくる表現は素晴らしく技巧的です。バッドエンドにおいても、途中に元の人格が顔を出し、助けを求め、しかしそれをサキュバスによって「そんなこと、どうでもいいでしょう?」と言わんばかりに流されてプレイが続行していくさまは、元人格が進行形で消滅して行っていることを明確に意識でき、大変よろしいです。そのような旨味のある表現が随所にある作品となっておりますので、ODでも憑依乗っ取りが楽しめる方にはオススメです。