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「ROUGH 罪を雪(そそ)ぐ男」 へのレビュー

王道RPGの舞台裏といった雰囲気のRPG

2018年08月14日   雪見大介 さん

このレビューは参考になった x 7人

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本作の最大の特徴は、「T○UGH」や「ル○ニン」など、某漫画家の作品のパロディが非常に豊富な点です。
「コモドドラゴンを放てッ」「悔しいだろうが仕方ないんだ」などの台詞を聞いて、ピンとくるようなファンならばウケるでしょう。

「極悪人だった主人公が、罪の免除と引き換えに正義の勇者のため汚れ仕事をする」というあらすじで、「自業自得で命を落としたろくでもない人物を持ち上げ、美談として利用する」など薄ら寒いエピソードもあり、王道RPGの舞台裏といった面白さがあります。

RPG面も、「やりこみ用のレアアイテムに意外な使い道がある」「特定ボスに負けると妖精王の台詞が変化する」「効率的に経験値稼ぎできる部屋がある」など、細かい部分で気が利いています。

ただ終盤は、敵のクリティカル攻撃が通常の攻撃に比べてかなり強く、ややバランスが悪い印象を受けました。
他にもエンカウント率が高いなど、荒削りな箇所がありました。

クリア後の制作手記でも触れられていますが、ご褒美CGはあっさりめで、クリアするまで閲覧済みCGを再び見ることができないため、エロ目当てで購入するには厳しいかもしれません。

某漫画家のファン、変わったRPGがやりたい方は、お値段分の面白さはあるので買いではないでしょうか。

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