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前タイトルの『もんむす・くえすと!』は、ADV形式ゆえのストーリーへの吸引力(激熱かつ、吸引力が変わらない…どころか進行するにつれ猛烈に高まっていく)を強く持っていた。それに加えて、今作『もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG』は、RPG形式ゆえ自由度が高く、世界観に没頭するもよし、「RPGゲーム」として楽しむもよし、あらゆるプレーヤーを満足させる包容力のあるゲームだと思う。
前タイトルの『もんむす・くえすと!』、あるいは、前作『もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG前章』をやらなくても、楽しめるが、やってからの方が、言うまでもなく断然楽しい。
(特に、『もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG前章』を購入していないとゲーム中とある部分が暗転処理されてしまい、十二分に楽しむことは難しいでしょう)
値段はそれなりに張るが、ストーリー、ゲーム性、BGM、あらゆる面から見て、買って後悔することはない作品。