舉報鑒賞

ストーリーは、聴き手は街で出会った色々な香りのするマッチを売る不思議な少女に誘われて、それらを試していくというもの。

本作、催眠音声としての完成度もそうですが、進行が自然なので暗示に対して違和感を感じにくいものになっています。マッチを使った暗示で深化を行ったり聴き手側の心理を突く台詞など、没入感はかなりのものでした。
また、最後のマッチであることを活かした演出が面白く、また背徳的ものに仕上がっていて非常に良かったです。

あと、純粋にマッチ売りの少女ちゃんがすごくかわいいです。
限りなくドSなんですけど、危うさというか純粋さというかなんかこう楽しんでいる感じが伝わってきて自分の性癖に刺さってくる良いキャラクターでした。

物語と催眠暗示が上手く"マッチ"した作品というか、とても完成度の高いお勧めできる作品です。