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何作も男性受けのエステ小説を出されている高岡智空先生がシナリオとあって、発売即購入しました。色っぽくむっちりとしたバングロー氏のイラスト、CVに声質も演技もうってつけの分倍河原シホさんと、完璧な布陣です。高岡先生のエステものが音声作品やエロゲーにならないかなあ、と夢想していた自分にとっては嬉しいやらもっと欲しいやらで、まさにこのAVGの主人公のごとく、これから何度も楓さんの元に通い詰めることになるでしょう。

激務で疲労困憊の主人公がマッサージを初体験。施術者の楓さんのテクニックに勃起してしまい、必死に隠そうとするも露見。羞恥と申し訳なさでパニックになりかけますが、楓さんは少し困りながらも「特別」なマッサージで対処してくれます。

エステもののAVでは鉄板の導入ながら、ここからが高岡節。楓さんの美貌と技術が忘れられない主人公はしばらくして再度来店。今度こそ醜態は晒すまいと決意するも、感じやすい自分の体に裏切られ、楓さんの指と囁きに煽られるままに「特別」なマッサージをおねだりさせられます。「ここは風俗店ではありませんのに…」「こんなことするのはお客様だけですよ」と微笑み、射精させてくれる楓さん。たまらない優越感をもたらすこの言葉が、施術を求め常連化していくうちに意味を変じます。

施術の度に欲望に負け、恥ずかしいおねだりをさせられ、楓さんが与えてくれる羞恥と快感の虜になる主人公。かつては優越感・特別感でいっぱいだった楓さんの「お客様だけ」という言葉が、今では自分が健全なお店で痴態を晒す、マゾの変態さんである、と責め立てます。その恥辱にまみれた快楽を優しく肯定し、私の前ではどんな恥をかいてもいいんですよ、と微笑む楓さん。上品な敬語で囁かれる煽りと許容が官能をくすぐり、とろけるようなM性感を与えてくれます。

羞恥シチュ・敬語責めが好きな方に、全力で推せる作品です。