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「フランと罪人の島」 的鑒賞

オススメ! ルート分岐仕様について

2018年12月16日   mokutaku 先生/女士

このレビューは参考になった x 53人

先にルート分岐の仕様だけ書いておきます。

共通パートの終了後に「格闘技場編」と「貴族街編」にルート分岐します。選択肢や敗北分岐ではなく、ちゃんと分岐するときはその旨の説明も出るので迷うことはないと思います。
どちらのルートも単独で成立しているので、初回にどちらを選んでも問題のない形になっています。どちらかといえば、「格闘技場編」のほうが背景の全容がみえて、メインストーリーぽい気がしました。
なおクリア後は、回想部屋から分岐直前に戻ることが出来るのでセーブを残しておく必要はありません。

【回想部屋】イベント回想だけでなく、一部はエロイベントをマップごと再現できる仕様になっていたのが高評価です。こういうかゆいところに手が届くゲームは意外と少ないです。

シナリオ・ダンジョンマップ・イラスト、どれもかなり高水準のゲームです。戦闘システムだけはちょっと単調だったかな。まぁ興味がない人は戦闘を避けてもさくさく進められると思います。(むしろ律儀にレベル上げとかしないほうがバランス良いかも?)。
シナリオや会話文が面白いので、ふつうにRPGとして楽しんで遊べました。NPCに片っ端から話しかけてると、モブキャラひとりひとりにバックストーリーが作られてるのがわかります。メインストーリーの進行度に合わせてモブキャラ同士の関係性も変化していたり、作者の作り込みの細かさが伺えます。次回作も期待したいです。

* 為必填項目)

緣由*