استعراض التقرير

この作品は心の奥底の自分でも気付かないようなところに日々の生活の中でたまった不満やいつも押し殺していた甘えたいような気持ちがふとしたきっかけで溢れ出し、抑えきれなくなったその濁流のような感情に二人で押し流され、いけない関係に堕ちて行くような作品です。堰を切ったように流れ出た感情に負けて自分の気持ちを相手に押し付けることが背徳的でたまらない快感です。最初は理性的でも最後は獣のように求め合う、愛し合う二人の間にあるようなピンク色のエロスではなく、悪意からでたわけではないけどあってはならない灰色のエロスを楽しみたい人にオススメです。