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「おねショタ剣戟ACT 廻るハゴコロ」 的鑒賞

忍者は荒行でござるの巻

2021年06月22日   マッハがるが 先生/女士

このレビューは参考になった x 9人

戦闘システムの肝となる「流派」の使い勝手が分からない内は少し手間取るかもしれませんが、操作自体はマウスだけで事足りるので実にシンプル。
慣れてしまえば状況に応じて手早く有利な流派にチェンジし、画面を埋め尽くすような敵の大軍をバッタバッタ薙ぎ散らす爽快感を味わえます。
しかし敵も忘れた頃に不意打ちや厄介な特殊攻撃で畳みかけて来るので、こちらが強くなっても適度に緊張感は保たれるので中だるみは少ないです。

Hシーンに目を向けてみると、戦闘時は勝とうが負けようが情欲を煽る女達による眼福の光景が見られるので、終始隙の無い構成。
しかもこちらが敗北すると単なる逆レイプに留まらず、足蹴や侮蔑といったかなり陰湿なプレイを拝む事になり、趣味じゃない人には正直堪えます。
だからと言って陰鬱なシーンばかりではなく、ごく僅かながらもノーマルプレイがあるのが唯一の救いです。

気になった点は、キャラクターや武器に難解な漢字が多いのにルビが振っていない事と(ver1.0時点)、ややボリューム不足な事でしょうか。
ただ、後者はクリア後も更なる高難易度に挑めるので、周回プレイ前提の方には然程問題にはならないかもしれません。
しかし本作は一周目で全ての要素を解禁できる以上、敢えて周回する必要性はないとも言えます。

クリアに要したのは、約7時間(難易度:ふつう、ギャラリー全開放済)。
劣勢の戦いの中で築いていく絆や友情といった熱い展開、コレクション意欲をくすぐる秀逸なデザインの武器など、エロ以外の見所もある良作です。
過去作「パレードバスター」が気に入った方なら、無条件でオススメできる作品でしょう。

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緣由*