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相変わらずの綺麗なグラフィック、細かいオブジェクト、キャラクター(助手)の表情のバリエーションが豊富さ、臨場感のあるサウンド、そして心温まるストーリー。
敵の登場の仕方も単純に登場するのではなく(もちろんそういう敵もいるが)、他のツクール製のゲームと違うところ。不気味で緊張感のある雰囲気と演出で、プレイヤーに本能的な恐怖と危険を味合わせ、ドキドキさせてくる。アクションゲームというジャンルだが、最後はホラー要素も多いので苦手な人は注意。
とても満足する内容であったが、難易度が今までのゲームよりも数段高く、難しい。初見殺しの場面はリトライ時に他の選択肢をさっと選択することで難なくクリア出来るが、削岩機のところと教授とシャチの潜水のところは最低10回以上はリトライしなくてはならないくらいに難しかった。画面のスピードが速すぎて酸素ボンベがなかなか取れずに死んだり、酸素ボンベを取ろうと少しでも止まれば巨大なアリゲーターガーに一飲みにされて死ぬ。またこれらほどではないが、洞窟時での潜水も難しかった。これまでのゲームのMEMENTO、DORMITORYが少し簡単だったのもあるが、今作は特段に難易度が高いのでさくっとプレイは困難。ちゃんと時間を掛けてゆっくりとプレイできる人におススメする。
加えて終盤、主人公の助手の女の子のワンピースが出てきたのは結局何だったのだろうか?作者が今後、裏話や新エンディングを追加すると言っているのでそれも明らかにされることも楽しみにしている。
無意識の海というテーマに沿って海の生き物がたくさん出てきたのはとても幻想的で綺麗だった。(怖いのも多いけど)潜水での移動は他のゲームにはない要素だ。プレイしていてとても新鮮で面白い。期待を裏切らない、綺麗でじんわりと緊迫感のあるのがラボゲームスタジオのゲームの特徴だ。購入して本当に良かった。