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「アナスティーマティーパーティ ~ある薬師の大いなる悩み~」 へのレビュー
2019年06月15日 ド畜生 さん
このレビューは参考になった x 2人
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私はエロゲというジャンルのゲームが苦手でした。 それはエロが嫌いというわけではなく(むしろ大大大好きで人生の大半を占めます)、淡々と文章を眺めるのが非常に苦手だったのです。 ゲームは好きで、エロも好き、なんなら読書も好きですし、これらが融合したら好きなものにならないわけはないのですが、どうも苦手でした。 そんなある日、このゲームを見かけました。 身長差メインのエロゲ、珍しいなぁ…と思いましたが、まだ未発売。 と思いきや、なんと発売日が次の日ではないですか! 体験版をとりあえず遊び、性癖にぶっ刺さってくることを確認したあと、発売されたと同時に購入致しました。 まず驚いたのは、驚きの遊びやすさ。 パズル→ストーリー→えっちという流れがはっきりしていて、飽きることもなく、迷うこともなく。 お金を貯めて素材を買って…という辺りも、ちゃんとRPGしていて秀逸だなぁと感嘆するばかりでした。 えっちシーンに関しては文句なしです。満点です。 しかし途中であることに気が付きます。 最初は身長差エロゲだから…と言って買ったのに、ストーリーにグイグイと引き込まれて、次第にエロは後でいいから!続きはよ!となる始末。 だって、みんなみんな、優しさにあふれていて、悪意が欠片もない。 アルくんが自信をなくしたって、ティアにルルスの眼がなくたって、家族愛で存在を絶対的に肯定し合う。 そんな関係、素晴らしいじゃないですか。 ラスト、シヨンが”リンカーネイション”するシーンは、本当に感動してしまいました。言葉遣いが本当に上手いし、ストーリーライターの人に感謝してもしきれません。 何が言いたいかというと、ストーリー、ゲーム性、ただのフェチエロゲという枠に収めておくにはもったいないゲームだということです。最高でした。ちなみに製薬は☆6までコンプ致しました。 最後に。 アルくんかわいい。単独でえっちしーんください。
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